夏の受験勉強、これだけやるな!
夏休みになると、受験生らしい勉強をしなければと焦る生徒さんが増えてきます。特に数学や化学などの理数教科では、「そろそろ過去問をやった方がいいのでは」「難しい応用問題に挑戦しないと間に合わないのでは」と考える人も少なくありません。
しかし、ここで一つはっきり言いたいことがあります。
基本が固まっていない状態で、応用問題や過去問ばかりに手を出すのはあまりおすすめできません。もちろん、過去問や応用問題は大切です。ただ、それは土台があってこそ意味を持ちます。数学であれば、公式の使い方や典型問題の処理があいまいなままでは、応用問題に入っても「何をしているのか分からない」という状態になりがちです。化学でも同じです。理論化学の基本計算や無機・有機の重要事項が頭に入っていなければ、問題集や過去問を解いても、ただ答えを写して終わるだけになってしまうこともあります。
夏休みは、まとまった時間が取れる貴重な時期です。だからこそ、この時期にやるべきことは、難しい問題に飛びつくことではなく、基本を固めることです。基礎問題を何度も解き、解き方を自分のものにする。公式や考え方を「見れば分かる」ではなく、「自分で使える」状態にしていく。この積み重ねが夏以降の伸びにつながります。
