個別指導塾KATEKYO岩手

野球と数学

 私は昔野球をやっていて、今は理系教科を中心に指導する教師ですので、野球に関するいくつかの事柄を簡単な数学・物理的な視点でご紹介します。

●打率は割合の計算

 野球でよく聞く「打率」は数学の割合そのものです。ざっくり言いますと100回の打数で30本ヒットを打った場合、30÷100=0.300となり、打率は3割(.300)です。打率が高いほど、ヒットを打つ確率が高いと考えられます。

●最も効率のよい守備位置は?

 プロ野球では、過去の膨大なデータを分析し、「この打者はどの方向に打球が飛びやすいか」を調べています。その結果をもとに守備位置を少しずつ変える「シフト」が行われます。これは統計学の活用例です。

●本塁打の角度

 打球は放物線を描いて飛びます。物理学と数学の計算によると、ボールの速さや風の影響を無視した場合、遠くへ飛ばすには45度が理想的です。しかし実際には空気抵抗などがあるため、野球では30~35度前後が理想的な打ち出し角度といわれています。

 野球は「体力や技術のスポーツ」と思われがちですが、実は割合・確率・統計・グラフなど、中学や高校で学ぶ数学がたくさん活躍しているスポーツなのです。試合を観るときに数字にも注目すると、新しい発見があるかもしれません。

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