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鉛筆の「HB」って何の略?

 突然ですが、鉛筆に書かれている「HB」という文字を気にしたことはあるでしょうか。小学生のころから当たり前のように使っていた鉛筆ですが、よく考えると不思議です。なぜ「A」や「C」ではなく、「HB」なのでしょうか。

 実はこの「H」と「B」には意味があります。Hは「Hard」、つまり硬いという意味です。一方、Bは「Black」、黒いという意味です。つまり、Hの数字が大きくなるほど芯は硬く薄くなり、Bの数字が大きくなるほど芯はやわらかく濃くなります。HBはその中間にあたる鉛筆です。昔から学校や事務作業などでよく使われてきたのも、このHBです。芯の硬さと濃さのバランスがよく、多くの人が使いやすいと感じるためだと思います。ただ、最近では小学生が2Bなどの濃い鉛筆を使うことも多くなっています。筆圧がまだ弱い子どもにとっては、濃くはっきり書ける鉛筆の方が使いやすい場合もあるからです。

 何気なく使っている鉛筆にも、実は「硬さ」「濃さ」「書きやすさ」の工夫が隠れています。普段は見過ごしているものでも、「なぜそうなっているのか」と考えてみると、そこに勉強に繋がるきっかけがあるかもしれません。

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