私の高校時代は、漫画を週刊誌三種と月刊誌二種、文庫や新書を週に二三冊ペース買っていたので小遣いの殆どが、それに消えていたと思います。
マーク試験の模試はそこそこ得点出来ていたので、読解力向上には役立っていたかも知れません。
しかし子供の頃、大の苦手だった作文は、四百字詰めの原稿用紙1枚以上書くのに何時間もかかり、仕上げるのに苦労したのを今でも覚えています。5枚まで書いたのは、小学6年生の時に書かされた読書感想文で一度だけ。しかも殆ど粗筋でマスを埋めるだけの酷いモノでした。
運が良かったのか(?)私の中学高校時代は作文の機会が殆どありませんでした。内心嬉しい時代でしたが、そのお陰か某私立大入試のたった四百字の作文を未完で提出したのは苦い思い出です。
この経験から、生徒たちには読書を勧めています。読解力、表現力、コミュニケーション力は、一生もですから。