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速報!【2025年度高校入試】3/5 岩手県立高校入試 問題分析
速報!【2025年度高校入試】3/5 岩手県立高校入試 問題分析

当社講師による入試分析会を実施

入試分析は3/5 18:15~IATスーパーJチャンネル、県内ニュースの中で分析結果をコメントしました。

 

【国語】難易度:やや難

今年は自由記述(条件作文を除く)で解答しなければならない文字数が大幅に増えた。特に大問1⑷は70〜85字で、これまでで一番多い字数の記述問題となった。またこの問題は、登場人物の心情の変化について問うものであり、字数制限に合わせてまとめることが難しかったかもしれない。記号選択問題の配点は昨年よりも増えているが、記述問題に時間を多く費やしたり、選択肢をしぼって正答を導き出す難しい問題があり、時間配分に苦労した受験生が多かっただろう。長めの文章や資料をしっかり読み取り、その内容に合わせて自分の言葉で文にまとめるという表現力が今後も求められるだろう。

 

【数学】難易度:やや易

大問11、12の後半のように難しい問題もあった一方、全体的には基本的な問題が多く、平均点は昨年より若干上がると予想。ここ数年、問題文が長く読解力を必要とする問題が増加していたが、今年は以前のように典型的な問題が多くなっており、これは全国的な傾向でもある。
各単元の内容を関連付けて考える力が必要な問題もあり、前半を如何にミスなく解けるかがポイントだった。

 

【社会】難易度:例年並み

問題構成、配点ともに例年通り。地理・歴史・公民それぞれバランスのとれた問題構成だった。選択問題が減り、用語を答える問題が増えてはいるが、全体の難易度、傾向などに大きな変化は見られず、その点が特徴と言えるかもしれない。基本的な知識があれば正解できる問題もあるが、資料を読み取って論述する問題も例年通り目立っている。普段の生活やニュースから得られる経験や知識を通じ解答できる問題も多いので、普段から社会情勢に関心を持つよう心掛けたい。

 

【英語】難易度:例年並み

大問の構成や配点は例年通り。素早く情報を処理する力、全体を把握する力が問われた。長文読解問題では文章量が多く素早く判断、処理する力が必要。昨年に続き今年も、大学入試ではよく見られる前後から推測しなければならない「未知語」に関する出題があった。英作文に関しては身近な話題で書きやすかった受験生も多かっただろう。

 

【理科】難易度:やや難

今年は全体的に難化した印象。計算問題だけでなく、大問5⑶のように記号選択問題であっても計算を必要とする問題がいくつか見られた。また、大問2⑷の作図問題は計算をしてから作図をするため戸惑う受験生も多かったのではないだろうか。大問4⑹や大問6⑷の記述問題は、用語を知っているかだけではなく、文で説明する力が問われた。大問4は火星をテーマにした出題で、⑴の火星の主成分を問う問題のように、受験生にとってあまり見慣れないものもあった。今後も教科書の隅々までよく読んで理解することが求められる。

 

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