中学3年生はいよいよ受験が近づいてきました。受験生にぜひ意識してほしいことがあります。それは「他の受験生と差がつく問題」についてです。

　多くの受験生は、自分が解けない難しめの問題に不安を感じがちです。しかし、受験本番までの残りわずかな時間で意識してほしいことは、解けない難問を解けるようにすることよりも、確実に解かなければならない問題（主に基本問題）をミスなく解くこと です。

　数学であれば 入試問題の小問集合がこれに該当します。一見すると簡単な問題ですが、ここで油断すると計算ミスや符号ミスをしてしまい、貴重な得点源を失うことになります。実は、こうしたミスの積み重ねが合否を分けることがあります。そのため、受験直前の今こそ基本問題の再復習（教科書の例題など）を徹底し、確実に得点できるようにしましょう。そして、受験本番では 「簡単な問題ほど慎重に解く」 ことを心がけてください。

　最後の最後まで「確実に得点する力」を磨き、万全の状態で受験に臨みましょう！