12月といえば、「師走」と呼ばれるように、クリスマスや大晦日といった行事が盛りだくさんの忙しい時期です。この「師走」という言葉、昔の人は師(お坊さん)が走り出すほど忙しい時期であることから名付けたと言われています。
受験生にとって、この年末年始は受験前最後の長期休暇となります。この時期の努力が、合否に大きく影響するのは言うまでもありません。私が受験生だった30年前、担任の先生に言われた言葉が今でも記憶に残っています。それは、「除夜の鐘を聞きながら勉強すれば志望校に受かる」というものでした。当時の私は、「除夜の鐘に特別な力があるのかも」と思い込み、オカルトじみた期待を胸に、必死で勉強したものです。今になって振り返ると、「大晦日だろうと関係なく、とにかく勉強しなさい」という先生のメッセージだったのだと気づきます。
12月は楽しい行事が多い分、勉強時間を確保するのが難しい時期でもあります。しかし、行事に気を取られすぎず、毎日少しずつでも学習を続けていけば、「気がついたら大晦日だった」と思えるほど自然に勉強が習慣化していくはずです。そして、その積み重ねが志望校合格という夢を引き寄せます。
受験生の皆さん、年末年始の忙しさに負けず、自分の目標に向かって一歩ずつ進んでいきましょう!私たちは全力で応援しています!