私の経験上、万全の状態で本番に臨むことは、非常に難しいことだと思います。部活の公式戦などでも、どこか痛めている部分があったり、多少悩みや心配を抱えながら、試合に出場することの方が多かったです。大学受験の時も、自信や希望と同時に、不安と恐怖を感じながら問題に向かいました。生徒指導の際も、できる限り勉強に全集中して欲しいと思いつつも、疲労感や不安な様子でも課題を進める姿勢を見て、嬉しく思うことも多々あります。
大事なことは、万全の状態でなくても全力を出し切ることです。受験生は本番もそうですが、直前まで必死に取り組みます。不安定な状態での受験も少なくありません。様々なシュミレーションを想定して、日々全力で進みましょう。