私(教師)が、高校時代に読んでいた週刊連載漫画の話です。
東西冷戦の真っ最中、ドイツが西と東に分かれていた時代に、日本の忍者の末裔が活躍する物語という、刺激的な題名に違わぬハードボイルドなストーリーが魅力でした。
ところがその刺激的な題名が問題となり(今で言えば「炎上」ですね)、途中からいろいろ変更されてしまいました。その為か連載も1年足らずで終了となりました。
残念でしたが、最終回で主人公の少年がベルリンの壁を、パンチ一発で崩壊させてしまったのには爽快な気持ちにった事を覚えています。とは言え、1986年当時、高校2年の自分は「こんな事はあり得ない、ベルリンの壁がなくなるのは数十年は先だろう」と思っていました。
「ベルリンの壁崩壊」のニュースをテレビ中継で見たのはその3年後でした。
皆さんも、十数年後に思い出として語れる本や雑誌を、見つけてみてはいかがでしょうか。