庭には樹木が何本か有ります。植えたのは椿だけでした。気がついたら桜、芙蓉(フヨウ)、藤、桑、野薔薇などが勝手に居着いていました。
伐ってしまうのも可哀想ですが、伸び放題が過ぎるのでたまに枝を落とします。それでも負けずに伸び続ける生命力には驚かされます。
樹木ならば好きな栗や栃が良いと思い、実を庭に幾つか蒔いておきました。気がついたら小さな栗の木が生えてました。
実りに期待しつつも、自然にまかせたままでした。土壌や日当たりが悪いためか、なかなか成長せず十数年経過しても三十数センチ程度のまま。枯れそうになる事も度々。枯らしてしまうのも惜しいので少し手を入れ、今では何とか五十センチを超える位になりました。
「桃栗三年…」と言いますが、庭の栗はまだまだ先の様です。