今年も我が家ではツバメの巣作りが始まりました。
ツバメは、春から夏にかけて日本にやってくる渡り鳥ですが、毎年同じ場所やその近くに戻ってくるそうです。きっとその場所が子育てに良い環境だからですね。
なぜ同じ場所に戻ってくることができるのか、そのメカニズムはまだはっきりとは解明されていません。体内時計と太陽の位置で方角がわかる、という説が有力なようですが、より正確な場所の判断にはその場所の記憶が必要不可欠なはずです。
春から夏の短い期間ですが、エサをとるために毎日繰り返し巣の周りを飛び回ることで、自然とその場所の情報が記憶に残っているのだと思います。
覚えることが苦手な人は、より良い環境で毎日繰り返すことをしてみてはいかがでしょうか。きっと、その場所の記憶と繰り返しおこなった内容は忘れにくいはずです。