今年度の共通テストが始まりました。毎年のことですが、何とも言えない感情に苛まれてしまう2日間です。
弓道で高校の全国大会に出場した経験を持つ生徒に聞いたのですが、「矢を当てよう」と思うと、当たらなくなってしまうのだそうです。矢が的に当たるのは、結果論です。何回も繰り返しているように矢を引いて、身体にしみ込んだ動作をすることが出来れば、自然に矢は的に当たってくれる。逆に「当てよう」という意識があると、普段通りにすることができず、当たらないのだそうです。
受験でも、同じことがいえます。「合格しよう」と思い過ぎてしまうと、合格は遠のいてしまいます。普段の練習通りに行動することができれば、結果論として合格することができます。
本試験は独特の緊張感がありますが、いつも通りに解答する「時は来た」、ただそれだけです。