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言葉の違い解りますか!?
言葉の違い解りますか!?

 以前、岩手県の入試問題に放射線について出題されたことがあります。それは「放射線」「放射能」「放射性物質」の違いを問うもので、初見の生徒さんも多かったと記憶しております。

 今回は名前が似ていて混同しがちな、これらについて簡単に説明します。

 まずは「放射線」について。こちらはα・β・γ線やレントゲンで用いられるX線が有名ですね。これらは、人の目に見えない小さな粒の集まりで、人体を通過する際に周囲の細胞を傷つけてしまいます。私たちの体は無数の小さな細胞でできており、それらは弱い「放射線」を浴びて生じた傷は再生できますが、強い「放射線」を浴び続けてしまうと傷が再生できず、病気になってしまうと言われています。怖いイメージのある「放射線」ですが、X線や放射線治療など、医療現場で無くてはならない存在です。  次に「放射能」と「放射性物質」をまとめて説明します。「放射線」を出す能力・力を「放射能」と呼び、その強さを表す単位としてBq(ベクレル)が使われています。「放射性物質」は「放射線」を出す「物質」を表す言葉なのです。

 このような似た言葉は周囲にたくさんあります。言葉の意味をしっかり理解することも、立派な勉強に繋がりますので、違いが気になる言葉がありましたら、KATEKYOの先生に質問してみてくださいね。

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