画像は「藤袴(フジバカマ)」で、秋の七草の1つです。茎の先端に散房状に淡い紫紅色を帯びた白っぽい小さな花を咲かせます。
万葉集の中で、山上憶良は秋の七草についてこう唄っています。
「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」(秋の野に咲いてる草花を指折り数えると7種類ある。)
その7種とは萩、桔梗、撫子、藤袴、葛、女郎花、薄(ススキ)です。
春の七草と異なり、秋の七草は食することはありませんが、鑑賞しながら存分に秋を感じて下さいね。
だいぶ夜は涼しくなってきたので、勉強も捗りやすいと思います。秋の夜長を、虫の音を聞きながら、勉強に打ち込むのも良いですよ。