どっちが「ブーバ」でどっちが「キキ」かな?
まずは直感で考えてみてください。画像の2つのキャラクターに「ブーバ」と「キキ」と名前をつけるとしたら、どちらにどちらの名前をつけるでしょうか。
このような質問をすると、なんと95%以上の人が、A(まるい形)を「ブーバ」、B(トゲトゲした形)を「キキ」と答えるそうです。しかもこれは、日本語だけではなく、英語やドイツ語など、さまざまな言語を母国語とする人にも共通して見られる現象です。
では、なぜこのような結果になるのでしょうか。
理由にはいくつかの説がありますが、有力なのは「発音のときの口の動き」に関係しているという考え方です。「ブーバ」と発音するときは、唇が丸くなります。一方で「キキ」と発音するときは、口が横に広がります。この違いが、音のイメージにも影響し、「ブーバ」は丸く、「キキ」はとがった形を連想しやすいと考えられています。
人はこのように、音と形を自然に結びつけて理解しています。これを「ブーバ・キキ効果」といいます。たとえば、「ふわふわ」と「チクチク」、「ころころ」と「カクカク」といった言葉も、聞いただけで何となく形や感触がイメージできますよね。
勉強でも、こうした「イメージとの結びつき」はとても大切です。ただ言葉を覚えるだけでなく、イメージと一緒に覚えることで、理解が深まり、記憶にも残りやすくなります。
