「入試は」

　大変辛くしんどいものです。ただそうでもない人もいると思います。私は先の見えない暗闇を手探りで走らされているような感覚でした。特に大学入試は何をどのくらい出来たら合格の可能性があるのかもハッキリ分からず、自分なりに決めた目標に向かって日々唯唯教科書を読み、問題を解くだけでした。
　なんとか受験を乗り越え数十年、大学入試は未だ暗い記憶です。これまで何やかや「試験」を受けましたが大学入試より心理的に辛いものは無かったと思います。

　しかし、入試の経験は自分にとって学習方法の基礎になりました。人生の中では一番役に立っているかも知れません。