9月はテストや学校行事が重なり、何かと忙しい時期です。勉強と行事の両立に悩んだり、テストの点数が思うように伸びずに落ち込んだりすることもあるでしょう。実は、こうした「困ったな」「どうしよう」という場面こそが、成長のチャンスです。
大切なのは“問題解決力”を育てること。たとえばテスト勉強で「時間が足りない」と感じたら、単に焦るのではなく「どの科目を優先するか」「1日をどう使うか」を考えて工夫することが解決への一歩です。学校行事で役割を任されたときも同じです。思い通りに進まないときに、友達と話し合いながら解決策を見つける経験は、実は社会に出てからも役立つ大切な力になります。
この力は、教科書や問題集だけでは身につきません。日常の小さな困りごと──忘れ物をした、時間がない、友達と意見が食い違った──そんな場面で「じゃあどうする?」と考える習慣をつけることで育っていきます。
テストの点数ももちろん大事ですが、「自分で考え、工夫して乗り越える力」を身につけておけば、将来どんな課題に直面しても立ち向かうことができます。9月の忙しさを、ぜひ“問題解決力”を磨くチャンスにしてみましょう。