「もしも、何でもできる魔法が使えたら」という問いに、皆さんはどのように答えますか？実はこれ、ある有名国立大学の二次試験面接で出されたテーマです。この大学の二次試験は学力検査と面接が行われ、受験生は学力検査の後、このテーマに沿った短文を記入。それをもとに翌日の面接が進められます。

大学がこのような形式の面接を採用しているのは、学力だけでは測れない受験生の人柄や考え方を知るため、さらに予想外の質問にどう対応するかという状況対応力を評価する意図があると考えられます。このため、単なる暗記や過去問対策だけでは不十分で、自分の意見や価値観を的確に表現する練習が必要です。

このように特色のある大学を受験する場合、事前に十分な情報収集を行い、それに基づいた対策を練ることが重要です。この時期、多くの受験生は共通テストに意識を集中していると思いますが、その先に控えている二次試験にも意識を向けて準備を進めておきましょう。これが合格への大きな一歩になるはずです。