季節に関わらず、勉強中に襲ってくる眠気はまさに天敵ですよね。エナジードリンクを飲んだり、ガムを噛んだりしても、結局は寝落ちしてしまうことも少なくありません。人は誰しも眠気と向き合うものですが、歴史上の偉人たちはこれをどう乗り越えてきたのでしょうか。彼らの工夫を紹介することで、皆さんの勉強にも役立てられればと思います。
例えば、「徒然草」第39段にはこんな話が記されています。ある人が、法然上人(浄土宗の開祖)に「お経を唱えていると眠くなることがあります。そのとき眠気を払うにはどうすればよいですか?」と尋ねました。上人の答えは意外にも「眠くないときにお経を唱えればよい」というものでした。これを私は、眠い時は思い切って休み、目が覚めたら集中して勉強(お経)すればよいと解釈しております。
このような偉人の智恵を今後も紹介していきますので、是非普段の勉強に活かしてみてください。