私が小学生時代、日直がつける学級ノートがあり、そこには1日にひとつのことわざが書いてあって、帰りの会の時に日直がそのことわざを読み上げる、という時間がありました。その中で私が今でも覚えている唯一のことわざが「楽は苦の種苦は楽の種」というものです。
その当時は語呂がよくて単に覚えやすかっただけですが、数十年たった今となればその言葉の重みに身が沁みます。
今まさに受験シーズン真っただ中。苦労したなりの結果が出たのか、苦労しなかったなりの結果がでたのか、さらには苦労したのに残酷な結果が出たのか、苦労しなかったのに結果が出たのか。結果というのはこの場合合否のことですが、人生における結果発表はまだまだ先です。
それでも、私のこれまでの経験と出会ってきた人たちの生き方を見ると「楽は苦の種苦は楽の種」ということわざは正しいと思います。頑張って、苦労してきた人達に明るい未来が待っている場合が多かったです。
若い皆さんにはまだまだ楽をする時間も苦労するチャンスもたくさんあります。迷ったら苦労をしましょう。きっと年を重ねてから良いことが返ってきますから。
まだまだがんばれ、受験生!