以前のブログで、一般常識が、資料の読み取り問題に役に立つことがある、と書きました。似たようなことが国語や英語の長文読解にもいえます。
例えば先日、英語の長文問題で「本文を読む時間がなかったけど、内容を知っていたから解けた」と設問のみを読んだだけで、数問正解している生徒がいました。(これはこれで問題なのですが…。)
また、英語の共通テストでは実在の人物の説明文が出ることがあります。知っている人物だったからと、模試でその大問を全問正解できていた生徒もいました。
このように、本来長文読解の問題は知識なしで解く問題ですが、予備知識があるだけで、楽に読むことができ、正答率も上がることがあります。長期的な読書や新聞を読むことが、長文読解の成績アップに繋がるのは、こういった面もあるからです。
日頃から、新聞やニュース、読書などでさまざまなことに興味を持っておきたいですね。