学校で習う英語は基本中の基本なのでとても大切ですが、教科書に載っているような言い回しが、実際に英語圏で日常的に使われているのか疑問に思ったことはありませんか?
☆How do you do?
初対面の挨拶として習った How do you do? は「はじめまして」や「ご機嫌いかがですか?」という意味がありますが、
相手の調子を伺うときに、日本語でも「ご機嫌いかが?」なんて言う人はほとんどいないですよね。
・How are you doing?「お元気ですか?」
・How’s it going?「調子はどう?」
と言うのが良いです。
☆Pardon me
Pardon me には「なんとおっしゃいましたか?」と聞き直す意味と、「すみません」や「失礼します」のように、人の前を通ろうとするときなどに使う、丁寧な言い方です。
現代だと、
・Excuse me.「すみません」
と言うのが一般的です。これだと丁寧すぎることもなく、自然な感じです。
人の横を通るときに限った場合は、Excuse me でも良いですが、次のような言い方もできます。
・Sorry, could I please get by here?
「すみません、ここを通らせていただけますか?」
例えば、せまい通路で人のそばを通るときに使える丁寧な言い方です。
☆I beg your pardon
ちょっとした失敗や、人にぶつかってしまったときなど「失礼しました」「ごめんなさい」などの意味で使う場合は、
・Excuse me.「失礼しました」
・I’m sorry. /Sorry about that.「ごめんなさい」
などと言うのが一般的です。
相手の言ったことを聞き返す場合は、
・Pardon?「なんですか?」
・Do you mind saying that again?「もう一度言ってもらえませんか?」
などのように言うと良いです。
教材を使う場合も、なるべく新しいものや、改訂されて間がないものを選ぶようにすると良いですよ!