不登校児童生徒の数は依然として高水準で推移していると言われ、文科省も喫緊の課題であると認識しているようです。
不登校や長期欠席で悩んでいるお子様や保護者様の中には、この状況を抱え込みすぎて近視眼的な視点から不登校=問題行動、これを改善しようと焦りを感じてしまうことがあるのではないでしょうか?
しかしながら、不登校のきっかけを特定することは容易ではなく、環境によってはどのお子様にも起こりえるものという見方もできます。学校に登校させることをゴールとせず、じっくりと寄り添うことも大切であると考えます。
KATEKYOの先生は学習面だけではなく、精神面でのサポートも承ります。お子様や保護者様の心強い味方として、日々の学習方法や生活面での助言含め、勉強だけでなく日々の過ごし方へのお手伝いもさせていただき、お子様のより良い将来に向け事務局・担当の先生が連携し、お子様の指導や親御さんの相談などに対応しております。
「学校に行ってないから勉強がどんどん遅れてしまう」という不安は、再び学校に通うための大きなハードルになるケースもあります。「受けられない授業内容もKATEKYOの先生が教えてくれる」「教科書の例題やワークの問題が解ける」「学校に行けなくてもみんなと同じペースで学習が進められる」。そのような「できる」「わかる」という経験を増やすことでお子様の自信につなげ、登校再開への不安や負担を減らし「学校通いたい」という気持ちへつなげていきます。
不登校のお子様は外部との接点が少なくなり、ご家族以外とのコミュニケーションする機会が減りがちです。KATEKYOの先生が信頼・安心できる第三者として、よき相談相手として触れ合い、地域の情報や社会的動向など、さまざまな情報も伝えていきます。他者と会話する機会をなくさないこと、社会など外部への関心を生むきっかけをなくさないことも、次のステップにつなげる大切な取り組みと考えております。
一日中家の中にいると、何をするか決めるのはすべて自分です。ゲームやインターネットに没頭してしまう、夜更かしをしてしまうといった生活リズムの乱れは、体調面や精神面の不安定につながったり、親御さんとの衝突など家族間のコミュニケーションに支障をきたすことも起こりえます。
規則正しい生活を作り上げることは簡単そうに見えて難しいものです。お子様の起床・食事・勉強・就寝といった、勉強だけでなく日々の生活の時間割を組み立てていくために、KATEKYOの先生もお手伝いします。
以前のように毎日学校に通えるようになることは大切ですが、それを無理に進めていくことだけが最良の選択とは言えません。フリースクールに通い高校入学から新たなスタートを切る、通信制高校に転校し卒業後の進路に向け準備していくことも選択肢の1つです。高校に通わなくても高卒認定試験に合格することで進学することもできます。心のストレスを増やさない、お子様にとって身軽な環境下で将来を考えていくことが、次のステップへの近道となる場合もあります。