夏といえば怪談。今回は少し怖くなる歴史の逸話をご紹介。
戦国時代、ある武将の城が敵に囲まれ絶体絶命のピンチに。援軍を呼びたくても、敵に包囲されているため、使者を送ることができません。そこでその武将は、ある一首の和歌を味方に送ったといいます。和歌ならば敵も見逃してくれると考えたのでしょう。しかし、その和歌には援軍を求める“真の意味”がこめられていたのです。
味方はその和歌の“真の意味”に気が付き救援を決断。見事、危機を脱出できたのだとか。
この話は、完全な史実ではありませんが、和歌の送り手も受け手も知識があったからこそ命が救われた──そんな逸話として語り継がれています。もしも、どちらかに和歌(古文)の知識が無かったら…と思うと、背筋が少しゾクッとしませんか?
「古文なんて将来使わないし…」なんて思わずに、いつかあなたの命を救う場面が…あるかもしれませんよ!?